水星の魔女 PROLOGUEの感想

機動戦士ガンダム 水星の魔女 PROLOGUE を見た感想や、気づいたことのまとめになります。
ネタバレあり

ブログに書くことを厳選していたら何も書かかないままになったので、よくまとまっていないメモ書きですがブログに書いてみることにします。

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  • 地球勢力と宇宙勢力の対立

    • 「○○があればガンダムだよね」というフォーマットのひとつ
    • オックスアース社は、GANDフォーマット(人間が宇宙で生きていくために、弱い箇所を機械の体で補うサイボーグのような技術)で動くモビルスーツ(巨大ロボット)を開発している
    • GANDフォーマットの研究
      • 主人公の母親がつけている、とても高性能な機械の義手もGANDらしい(手だけではなく、ほぼ全身を機械に置き換えられる技術みたい)
      • 研究を続けるために、兵器開発も行っている
      • GANDの技術を兵器転用するのはスポンサー(親会社?)の意向らしい
        • オックスアース社じたいは兵器転用をよくは思っていない
      • GANDは人類の可能性を広げるが、研究費ために兵器開発をしているので、オックスアース社もきれいごとだけではない(いい描写だと思う)
    • スペーシア(スペーシアン?。宇宙の勢力を指す用語っぽい)GANDフォーマットのモビルスーツ開発を許す(見逃す)ことで、アーシアン(地球の勢力を指す用語っぽい)が所有するロボット兵器が増えるのをよく思っていない描写。
    • モビルスーツ開発評議会はGANDフォーマットのモビルスーツが台頭してくることをよく思っていない。
    • 単純な地球勢力と宇宙勢力の対立とは別に、ガンダムの登場で、ガンダム以外のモビルスーツの価値が下がり、モビルスーツ評議会が求心力を落とすことも懸念している?
      • そういう政治とか経済で動いている団体の描写があると、お話の説得力が増えて好き
  • 母親が義手だと視聴者に説明するシーン

    • ロウソクを落としてバッテリーのようなものを交換する
      • 慣れた手付きで交換
      • 主人公のセリフからも日常茶飯事だということを示唆
      • 使用者にもバッテリー切れがわからない?娘の誕生パーティで注意力が落ちていた?
      • つかんでいた物の握力もなくなってしまうらしい
        • 後々のいやな伏線になりそうでコワイ
    • GANDフォーマットのモビルスーツ開発は、この機械の義手の技術の延長上にあると解説
    • 博士(親しい人は先生と呼ぶらしい)と主人公一家の関係が良好であることを解説
  • 最初のシーンに出てきた博士っぽいキャラの人物像を解説

    • この技術がなければ母親は生きていない、命の恩人
      • 母親が子供の頃から親交があったことを伺える写真
    • 主人公から「ばあば」と呼ばれているほど一家にとって身近な人
    • 父親「おそれ多い」母親「先生は呼ばれ方なんて気にしない」
  • 宇宙感のある演出が多い

    • 主人公が母親を迎えに来たシーンで高所からフワフワとやってくる
    • ドリンクの水滴をキャッチするシーン(仲いいな)
  • 主人公は誕生日なのに両親が構ってくれないのでガンダムにやきもちを焼く

    • 先生がガンダム(ルブリス)が大事なものだと言い聞かせるシーンで顔のアップ
    • 片目が義眼っぽいことがわかる(これもGAND?)
    • 人間が宇宙で生きていく未来にGANDは欠かせないものだと主人公と視聴者に説明
      • 主人公の両親も、GAND開発に携わっていると同時に、GANDによって命を救われた過去を持つらしい
    • ルブリスに語りかける主人公(家族のようなオックスアースの面々に加わる、新しい家族を迎え入れるかのよう)
  • 強制執行

    • モビルスーツ評議会がGANDフォーマットのモビルスーツ開発を凍結することを決定
      • 「兵器は危険なもの。だが乗り手にとってすら危険すぎる兵器は存在してはいけない」(要約)
      • 現状では、GANDフォーマットのモビルスーツを使いすぎると廃人になってしまうらしい
      • GANDフォーマットの研究のために兵器が開発されている事実を「言い訳」と批判(たぶん)
      • モビルスーツ評議会的には、自分たちの息がかかっていない(思い通りにならない)新参者がこしらえたGUNDフォーマットが、モビルスーツ開発の市場に割り込んでくるのが、売上的にもプライド的にも我慢ならなかったのかもしれない
      • 評議会がどのような組織かはいまいち不明なものの、さじ加減ひとつで民間企業が武力制圧を受けるのは、ディストピア感がはんぱない(未来SFモノにはよくあること)
    • カテドラルという組織を結成してオックスアース社を強制執行
      • 侵入者によってオックスアースのメンバーが次々と始末される
      • 博士は侵入者たちにGANDによる未来の可能性を潰す行為と非難(直接的な描写はないが、生きながらえてはいないと思われる)
      • 全身GANDのコンピューターおばあちゃんとして再登場する可能性も多少はあるかもしれない?(こわいガンダムファンが怒りそう)
    • 主人公の父親が量産型ルブリスで出撃(マネージャーと呼ばれることで、オックスアースでも何か立場のある人だったと解説される)
    • 「これがガンダムか」=GANDフォーマットのモビルスーツならガンダムという定義らしい。おおらか。
    • 公式ホームページいわく、GANDーARMだからガンダムらしい。つづりがGUNDAMじゃないけど音がガンダムじゃなのがおもしろい
    • 圧倒的な性能、強さを見せるも、リミッターを解除(パーメットスコア?の上昇)に従って、父親や僚機パイロットの体にも無理が出ている描写がはいる
      • ガンダムの過去作品でいうと、サイコミュ兵器を扱う強化人間の戦いにとても近い
        • GANDフォーマットの兵器を使うパイロットの廃人化も、ガンダム過去作品の強化人間やニュータイプを連想できる要素
      • 強さと、「なんかやばいシステム」というのが、視聴者にわかりやすく提示されている
    • なんかカッコイイ敵メカが登場
      • GANDフォーマットをハッキングみたいなことをして無力化できるらしい
      • 僚機の量産ルブリスがやられる
      • お父さんは大丈夫なのかという不安をあおりつつ場面転換
  • モビルスーツ戦

    • 冒頭で繰り返しエラーとなっていたレイヤー33を開くことが、ルブリス起動に必要なプロセスらしい
      • 母親が動かせなければ誰にも動かせないと博士が説明(ほど、繊細なシステムらしい)
    • 主人公の無邪気な呼びかけでルブリスのレイヤー33が開く
    • 主人公がレイヤー33を開いたことを理解した、印象的な母親の絶句シーン
      • 直前には先生を含め、オックスアースのメンバーが全滅したことも無線の傍受で理解している
    • ルブリス出撃
    • 主人公の操作する武器(遠隔操作できる爆弾?)でいとも簡単に倒されるカテドラルのモビルスーツ
      • あっというまに敵モビルスーツ3体が爆発
      • 何をやったのかも理解していないであろう主人公の「ロウソクみたいできれい」という無邪気で残酷な印象的セリフ
    • さいごの力でルブリスを逃がす父親
      • みんな(娘=主人公、オックスアースの仲間、GANDで得られる未来)のために逃げて生き延びるよう母親を説得
      • バースデーソング(主人公の誕生日、ルブリスの誕生日)と爆発(4本目のロウソク=主人公の年齢)
      • 主人公の年齢は映像の中で繰り返し提示されているので狙った演出だと思う
    • 父親と一緒に楽しくバースデーソングを歌う主人公、すべてのガンダムを認めない(ガンダムをつくるなら、同じことをするぞ)と宣言するカテドラルの中心人物の対比で幕引き
  • エリクトはスレッタなのか

    • 幼い日の主人公と思われる人物は、公式ホームページの紹介を見る限り名前が違う
      • PROLOGUEでは、エリクト・サマヤ
      • 本篇では、スレッタ・マーキュリー
    • 普通に考えれば、身を守るために偽名となった可能性が高い
    • 本篇の紹介文では内向的と紹介されている。PROLOGUE以降の生活や、事実の理解でそうなったのかもしれない
なんか学園生活(?)とかそういうのがAGEの第二部(アセム編)みたいで、「今度のガンダムは明るめなんだな」と思っていた矢先の、めちゃくちゃ重い展開。
GANDのサイバーパンク風味な設定とか、無重力関連の小ネタもSFアニメとして華を添えていました。

今後への期待しかない0話でした。
そして「PROLOGUE」自体が1本のアニメ作品として完成度がとても高いので、ガンダムに興味がない人にも見てもらいたいです。
(会員になっているオンデマンド放送で見ましたが、9月25日にテレビでも放送するみたいですね)

本篇の放送も楽しみですね。

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