実はゲームボーイ版は遊んだ事が無かったので、夢をみる島初プレイでもあります。
ここは「ゲームを作ったり遊んだりするブログ」ですので(焼肉王さん観察ブログではない・3・;)
クリアしたゲームの感想くらいはちゃんと残していきましょうねえ・・・
使用しているスクリーンショットはすべて、Nintendo Switch版 ゼルダの伝説 夢をみる島のものです。
世界について
このゲームはフィールドをうろつくだけで楽しいです。
まるでミニチュアの世界を探検しているようで、思わずスクリーンショットを撮る場面が何度もありました。
元々ゲームボーイからの移植という事もあって、目が肥えた今の目線だとフィールドもやや狭い印象。
上記の通りグラフィックは大変素晴らしいので、欲を言えば、この世界観でもっと色々な場所に行ってみたかったです。
ゲームについて
「このゼルダって、剣からビーム出ないの?」
・・・と、思いながら、初期の剣を強化せずにクリアしちゃいました・3・;
そもそも剣が効きにくい敵がザコにもいたり、アイテムで攻撃した方が効果的ってのも多くて、そんなに困りはしませんでしたが。
スクリーンショットはクリア前の持ち物。
ハートのかけら探しとか貝探しとかあんまりやらなかった。
歳をとってくるとアクションゲームに対する反応速度が衰えるより先に、RPGを遊ぶ根気が無くなっていくのさ・・・
それでもクリアまでガッツリ遊べたゼルダはすごい。
3D化の弊害とでも言いましょうか、
あるダンジョンへの入り口(よく見るとまわりと違う)が解りづらかったとか、ダンジョンで南側(画面下)の壁のヒビが見えにくかったりとかしました。
ゲームボーイのドット絵の表現だったらまた違う印象(移植で3D化した事で、移植元より表現がわかりにくくなる例はまれによくある)だったんだろうなと思う部分もあったりはします。
ストーリーについて
なぜ主人公(リンク)が敵と戦うのか・・・というか、なぜ敵がリンクに襲いかかってくるのかが、物語の根幹に関わっていて面白かったです。
敵側にも主人公を止める理由があって、「かぜのさかな」(以降「風の魚」と記載)を目覚めさせると世界がなくなってしまうという事をプレイヤーは早い段階からつきつけられてしまいます。
不穏なセリフとともに現れて散っていくボスキャラ達の様子は、本当にこのまま進んで良いのかと不安になるには十分でした。
プレイヤーの導き手となるフクロウの正体はとても上手いと感心しました。
「ハッハばかめ!きさまは俺様が真の姿に戻るための操り人形だったのさ。ずばばばばば!」(ラスボス)
という展開もありうると予想していたのと(そういうハートフルボッコ物語とかたまにあるし、自分も書きそうだし・3・)
プレイヤーが行った世界への破壊行為という小さくはないネガティブさは、後味の悪さとしてゲームクリア後に残りかねないのですが、
風の魚は自分が目覚める事を望んでいた。
プレイヤーは風の魚の導きで世界を旅した。
・・・と示された事で、
目覚めた風の魚が空を飛ぶエンディングは、晴れやかな気持ちで見る事のできる救いへと昇華した気がします。
あの後、リンクは無事に帰れたのかな・・・とか野暮な事を考えたりもしますが、
主人公ちからでなんとかなるはずです(てきとう
最後に
ゲーム的な体験も、ストーリーも、遊んで良かったと思って終われるって大事ですよね(厳密にはやりこみ要素もあるのですけど)
だから「ゼルダの伝説 夢をみる島」は良いゲームでした。