AviUtilのプロジェクトの画面サイズを後から変更

「えっ、碓麻村の異邦人を720p解像度で総集編リメイクする!?」
「できらあ!」(現在進行形)

AviUtilはプロジェクトの画面サイズを後から変えられないがなーっ!

(なんとかした方法をこの記事で書いています)

どんな神様なのか気になるねぇ

スポンサードリンク
↓ 記事の続きはこちらから

ネットでプロジェクトの画面サイズを変更する方法を検索すると
「後から変えるのは無理だ」とか、
「書き出す動画のサイズを好みの大きさに変更すれば一緒やろ」的な感じで結論づけている記事はよくヒットするのですが、
手書き動画なんで画像やら文字やらの各種素材は「これくらいの大きさの画面に表示する」という前提で用意していて、プロジェクトの画面サイズは中々重要なんですよ。

なので、自力でなんとかしました。

そもそも720p解像度で作成し直す必要があるのは、360pサイズの動画(むかしのTRPGリプレイ動画で作っていたサイズ)のまま作り直しても、今どきのYouTubeやニコニコ動画にアップロードすると、「おまえ正気か!?」的な注意書きが出たり、勝手に別サイズにエンコードされ直したりしてあんまりよろしくないからです・3・

まず、拡張編集ウインドウの適当な場所を右クリックして「ファイル→オブジェクトファイルのエクスポート」を選び、適当な名前でexo形式のファイルとして保存します。

オブジェクトファイルのエクスポート
保存したexo形式のファイルをテキスト編集ツールで開くと、1行目[exedit]の下に、2行目がwidth=◯◯、3行目がheight=◯◯と続きます。
これがプロジェクトの画面サイズなので、変更したい大きさに変えて保存します。(ちなみにwidthが横サイズ、heightが縦サイズです)

[exedit] width=1280 height=720
AviUtilの本来のセーブファイルであるaup形式のファイルでは今回の変更方法を利用できないので、必ずexo形式のファイルで行う必要があります。

利用するテキスト編集ツールはSJIS形式に対応している必要があるので、「サクラエディタ」等を利用してください。

SJISは古い日本ローカルの文字形式なので、特に海外製のテキスト編集ツールでは対応していない事があり、そういったツールでSJIS形式のファイルを保存すると不具合の原因になります。

AviUtilを新規に開き直し、拡張編集ウインドウの適当な場所を右クリックして「オブジェクトファイルから新規作成」を選びます。
ここで先程編集したexo形式のファイルを選べば、好みのサイズのプロジェクトファイルになります。

オブジェクトファイルから新規作成
パソコンの性能や、新規作成するexo形式のファイルの容量にもよると思いますが、「オブジェクトファイルから新規作成」は少し時間がかかります。
うまく新規作成されない原因になるので、無闇に操作しないようにしましょう。

後は通常のaup形式のセーブファイルとして保存しても問題ありません。

プロジェクトの画面サイズを変えただけなので、素材の大きさ、配置座標などは変更前のままです。

後は新しいプロジェクト用に、画像ファイルを置き換えたり、座標や文字サイズなどを変更するなどの職人の手作業の時間です・3・

みんなでよくわからない草を細切れにさせられます
exo形式のファイルをテキスト編集ツールで開いてプロジェクトの画面サイズを変えたのと同じ理屈で、同じ座標に表示している文字や素材などは一括置き換えで対応する事もできます。

同じ理屈で素材の座標なども書き換え可能

一括置き換え操作は事故も起きやすいので別ファイルを残しておくなどの対策は必要です。

この下はただの日記です

むかしのTRPGリプレイ動画は、最近のものよりも背景色が白っぽいので、そういったところから手を入れていく必要があります。

今は確認作業用に単純に2倍の大きさにした素材画像を利用していますが、これからどんどん720pサイズ用に描き直した画像に置き換えていきます。
でも元の動画のMSペイント(Windows7版くらいだったと思う)で描いてた時代の絵も好きだなあと思っています・3・

リメイクじゃない方の第一回

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください