GoogleからCordova v.4.1.1以上にせよと警告される

最近は仕事関連の行動や勉強を優先して、
趣味のプログラミングやゲーム作りへの比重が下がっていたのですが、
その間にGoogleから「Cordovaを使っているAndroidアプリは、バージョン4.1.1以上にしなさい」と警告されていたようです。
詳細は続きを読んで頂きたいのですが、
使用していたCordova本体のバージョンが最初から5.1.1だった上でアラートが出たので、
Androidプラットフォームのバージョン番号の事を指すか、
Cordova製アプリを公開しているデベロッパすべてに警告したのだと思われます。

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Googleから届いたメールの一部引用:

Please migrate your app(s) to Apache Cordova v.4.1.1 or higher as soon as possible and increment the version number of the upgraded APK. Beginning May 9, 2016, Google Play will block publishing of any new apps or updates that use pre-4.1.1 versions of Apache Cordova.

意訳:
Cordovaを使っているアプリは、バージョン4.1.1以降で作りなおさないと、2016年5月6日からGoogle Playでは公開できないぜよ。

脆弱性の詳細はこちら(英語)
support.google.comの関連ページを見に行く

Cordova本体の更新

私はCordova本体もAndroidプラットフォームもアップデートしましたが、警告文の文言通りに解釈するなら、バージョンが4.1.1以上なら行わなくてよい作業かもしれません。

警告メールを受け取った時、
やべーと思いつつも若干不思議に感じていました。

「元々5.1.1で作っているから関係無いんじゃね?」と。

関連記事
Cordova開発環境の構築-PART2 を見に行く

ひとまずCordovaのバージョン確認とアップデートをしてみました。

「新しい物の方が良いに決まっているじゃないか!」と思いがちですが、
中々そうは言い切れないのがプログラミング界隈・3・;

新しい仕様が前のバージョンでは影響を与えなかった事に関与してきたり、
変更された部分が影響して、同じプログラムでも前と違う動きをしたりする可能性があります。

フレームワークとプラグインのバージョンアップは自己責任で行い、
新バージョンで製作したプログラムは、
想定通りに動作する確証を得てからら公開してください。

プラットフォームのアップデート

Cordova製アプリのプラットフォームのバージョンを見てみると、
Androidプラットフォームのバージョンが4.1.1以下でした。

こいつの事を言っていたのでしょうか?

正直、「Cordovaで作ったアプリを公開しているデベロッパには全員伝えておくぜ」的なノリだったのかもしれない(?)ので、対象のアプリが無くてもメールが飛んできた可能性が無くもないって気がします。

ですが、デベロッパーコンソールを見る限り、Cordovaで作ったアプリに対してピンポイントにアラートが出ている事は間違いありません。
(Java製アプリには出ていなかった。)

ひとまず4.1.1以下なこいつのバージョンを上げる事にします。

プロジェクトが複数存在する場合は、プロジェクト毎にこの操作が必要です。

この操作によって、Androidのプラットフォームは、めでたく5.1.0にアップデートされました。

CordovaのAndroid platformをアップデート

バージョン番号の謎

ところで、Androidで5.1.0って、かなり気になる値だと思いませんか。

何かに従属する関係のソフトは、対象とする核のソフトに併せたバージョン表記になる例も割と見かけます。

例えば、Windows○○用のソフトはタイトルに同じ名称をつけたり、
PHP言語学習の定番ソフトXAMPPが、途中から内蔵するPHPのバージョンを自分のバージョン番号で示すようになったりとかです。

そこで私は「Androidの5.0でちゃんと動くのか?」という事がかなり気がかりだったので、エミュレータで動かしてみました。
(いま実機は5.1しかない)

エミュレータとはいえ5.0で動く事は確認したので、あくまでCordovaプラットフォームのバージョン表記であって、動作を想定しているAndroidのバージョンとは無縁のようです。

初めてCordova製アプリを登録した時、ちゃんと動かないバージョンのAndroidを動作可能環境に含めて公開した大ポカをしでかした事があるので、尚更気を使って調べた次第です。

プラグインのアップデート

Cordovaの公式で検索してバージョンが違ったら、何が違うのか把握して入れ替えも視野に入れたいところ。
cordova.apache.orgの関連ページでプラグインを検索しにいく

プラグインのアップデートは、そこそこ新しい機能(Cordova 4.3以降で実装)らしいので、古い文献だと1回消してから追加しなおす作法が紹介されていたりする。
特に問題が無ければ素直にupdateコマンドを使うのがよろしいかと思われます・3・

プラットフォームとプラグインのバージョン管理 – Apache Cordova
cordova.apache.orgの関連ページを見に行く

ここまで済めば、後は作ったアプリを修正したりテストして、Google PlayのAPKを更新するだけです・3・
(それが一番大変なんですがね)

アラートが消えない?

ひとまず焼肉リッカーこと、魔王焼肉王さんクリッカーは、
インターフェイス改良の予定がありましたので、
この記事を書きがてらササッと対応しました。
(いわゆるキャンセルボタンのメニューを、左上表示から中央に移動)

魔王焼肉王さんClicker 紹介ページを見に行く

Google playの一般ユーザが見るような画面で確認したところ、
新バージョンに切り替わっていましたので、
更新そのものは受理されたようです。

ところがデベロッパーコンソール側のアラートは消えていません。

よく見ると古いバージョンに対して発報されているので、
新バージョンで発報されなければ問題無いのですかね?

さらによく見ると手動で表示を消すためのリンクが存在していたので、
ひとまずそれを押してアラートを消しました。

問題が解決したら勝手に消えてくれても良いものですが、
ひとまず様子を見るしかないですね。

うむ、怖い・3・;

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